マレーシアのコールセンターで働く④英語はいる?英語力は伸びる?

コールセンター(Call center job)
あくまで私が働いたコールセンターの会社(航空系)での話なので、もちろん職場や社風によって変わってきます。
1つの経験談として読んでくださいね(^^)
 
 

仕事で英語は使わない

マレーシアのコールセンター(日本語対応)で働く上で、英語は必要なのかと聞かれると私は「なくてもできる」と思います。
 

お客様は日本人

仕事では日本語話者の対応なので日本語しか話しません。
もし日本語のコールセンターに外国人から電話がかかってきたら英語担当者に転送できたので「英語担当者に転送しますので少々お待ちください。」というフレーズさえ言えばOKでした。
 

上司、同僚みんな日本語を話せる

日本人はもちろん、日本語チームに入るので周りも皆が日本語を話せます。
上司、同僚みんな日本語を話すので仕事上使う言語も日本語です。分からないことは日本語で質問できますし、日本語で教えてくれます。
 

英語を使う場面

英語を話す機会は仕事ではかなり少ないですが、英語を使う場面は少しだけあります。英語を話すというよりも簡単な読み書きはあります。読み書きと言っても、単語の羅列レベルで十分で、文章をしっかりと作る必要はないのでGoogle翻訳で何とでもなります。
 

記録やシステムは英語

仕事で英語を話す機会はほとんどないのですが、マレーシアにコールセンターがあるようなコールセンターだと会社が外資系なので使っているシステムや記録は英語である可能性があります。
 
私がいたコールセンターでは誰が見ても分かるように電話記録を英語で作っていました。
ただ英語で電話記録と言っても簡単なもので単語の羅列レベルでした。
分からなければGoogle翻訳で事足りますし、よくある内容はテンプレートがあるので名前や予約番号などの部分を変えるだけで基本コピペでできます。
 
例えば「2月14日発のフライトから3月14日発のフライトに変更」の電話だった場合
 
Caller Name : Mr. / Ms. 〇〇〇 (←電話をかけてきた人の名前)
Phone Number : 090-0000-0000 (←連絡先)
Booking number : 〇〇〇〇〇 (←予約番号)
Flight change (←なぜ電話をかけてきたのか。今回の場合「フライト変更」)
Original:14th Feb 2021 16:30 便名 (←変更前のフライト日時と便名)
Now: 14th Mar 2021 14:30 便名 (←変更後のフライト日時と便名)
 
 

最初の研修

入社して最初のトレーニングがマレーシア人や他の言語所属の人と一緒に受けることがあります。
もし他言語の人と合同の場合は使用される言語は英語です。
 
ただ他の言語所属の人といっても、マレーシアのコールセンターにいるのはアジア人ばっかりで基本的にみんな英語のネイティブではありません。
 
最初のトレーニングのときは英語が話せないと何をいっているのかサッパリかもしれませんが、
日本人=英語が苦手というイメージはしっかりとあり正直英語力に期待されておらず、日本人対応用の人がただ欲しいということもあり何とかしてくれます^_^;
 
また日本語ができる人がサポートに来たり、日本語チームでの研修で改めて日本語で説明してくれたり、日本語と英語ができる人がトレーナーだったりなど、最初のオリエンテーションや合同研修でいきなり英語で言われてチンプンカンプンかもしれませんが何とかなります。
 

英語を使うのは仕事よりも日常生活

買い物、レストラン、携帯の契約、Wifiの契約などの日常生活や会社で知り合った他の言語チームの人と会話をするときなど直接仕事とは関係ない場面で英語を使うことの方が多いです。
 
基本的に他言語のチームと仕事で絡むことは少なく日本語チームだけで仕事をすることがほとんどです。チームリーダーなど上の役職だと他言語の人と仕事で話す機会もありますがが、普通の平社員、スタッフレベルではほとんどないです。
 

英語力は仕事ではほぼ伸びない

日常生活で英語を使うことが主なので、英語が全くダメ、海外初、留学をしたことがないなど日常会話レベルが必要な人は伸びる可能性はあります。しかしある程度英語ができる人からすると日常生活だけでは物足りなく感じると思います。
 
今まであまり英語を使ってこなかった人からすると街には英語が溢れていて、お店の人と会話をするには英語を使います。英語を使う機会が日常生活で強制的にでてきます。
どうやって英語で言うのかを調べているうちに表現を覚えていきますし、簡単な英語を聞くこともあるので何となく意味が分かるようになってくると思います。
 
ただし仕事では日本人のお客様対応のみかつ周りも日本語話者なので、海外にいることを忘れるくらい日本語しか話しません。
 
英語中級者などガッツリ英語環境に身を置きたいという方には物足りないと思います(T_T)
 
仕事で英語を習得するのではなく、現地の人や他の言語チームの人と友達になり英語で話して英会話力を高めたり、現地の人の集まりに参加したり、お金を出して習いに行ったりなど仕事以外で英語力を高める方法を見つける必要があると思いました。
 

 

コメント

  1. 服装に迷う男。 より:

    ブログとYouTube拝見させて頂いてます。
    来月から現地採用で働きます.その時に会社から服装は.オフィスカジュアル(ジーパン▪ポロシャツはダメ)で大丈夫と言われました。

    実際男性はスーツのスラックスとYシャツ(長袖▪半袖)に革靴といった服装でしょうか?

    調べても出てこなく質問させていただきました!。

    • Maki より:

      ブログ、YouTube共にご覧いただきましてありがとうございます(^^)

      私が働いていたコールセンターは金曜日のみオフィスカジュアル?で、その他は自由な感じでした。

      男性は普段から常にスーツのスラックスとワイシャツに革靴の人もいましたし、ジーンズにTシャツやポロシャツにスニーカーの人もいました。

      常にフル装備スーツの人はオフィスカジュアルの日も同じですが、普段ラフな服装の人は金曜日だけはYシャツでした。
      (靴やズボンはどうだったのか覚えていないですが、スニーカーやサンダルではなかった気はします。またズボンもジーンズではなかったような気はします。)

      男性は毎日フル装備スーツ派と金曜日だけYシャツを着る派に分かれていました。
      ちなみに私が働いていたコールセンターは金曜日はオフィスカジュアルといったようなルールは一応ありましたが、
      厳しくがっつりやっていたわけではなかったので女性は毎日普段着のような感じでした。

      • 服装に迷う男。 より:

        レスポンスありがとうございます。
        参考にさせていただき仕事着購入しました。
        もう1つ質問で.現地の移動手段でタクシー.電車は当たり前だと思うのですが。自力の移動手段で車.スクーター.自転車が候補であります。おすすめはありますか?
        プタリンジャヤといところに部屋を借りました。。

        • Maki より:

          参考になってよかったです。
          車、スクーター、自転車の中ですとおすすめはやはり車です。
          ただ手軽かつ渋滞に巻き込まれなくて済むのはスクーターですが、
          道路がボコボコなところがあったりして転倒の恐れがあること、
          車との接触の危険性、暑い上に車の排気ガスをがっつり吸いながら移動しないといけないことを考えると
          車が一番快適で安全かと思います。

          自転車はマレーシアではあまり利用している人がいません。
          道路がボコボコで危ない、自転車用通路どころか歩道すらないところもあり
          車とかなり近い距離で走行しないといけないのでスクーターと同様安全性を考えると個人的には避けたいところです。

          あとマレーシアは車社会で歩行者がかなり少なく、みんな車かスクーターを使うので歩道の必要性が低く歩道があまり整備されていません。
          なので多数派である車が一番無難な自力での移動手段かと私は思います。