台北の中心から北西に40kmほど離れたところにある九份ですが、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台になった場所とも言われていて少し足を延ばしてでも訪れたい有名な観光地です。
アクセス
九份へは台北からバスや電車+バスで行くことができます。
行き方①西門駅や北門駅からバス
MRT西門駅や北門駅から965番のバスで金瓜石行に乗ると直行で九份老街まで行くことができます。
乗車時間は約1時間半です。
バスは平日30分~1時間に1本、休日は30分~40分に1本出ています。
また平日は始発6:00~終電21:00、休日は始発7:00~終電21:00です。
西門駅は台北駅から1駅なので、使いやすいと思います。
中国語で書かれていますが、どのバスがどこを走っているのか分かりやすいです。
(漢字なので何となく分かるかと。)
バスは予約制ではなく、普通の路線バスのようにICカードをタッチして乗り込む方式なのですが、高速道路を走行する場合、みんな着席していなければいけないというルールがあるそうで、座席数しか人が乗れません。
乗れなかった場合、次のバスを待つことになります。
私がバスに乗ったのが月曜日の昼前頃、西門駅から乗ったのですが、ガラガラでした。
行き方②電車+バス
残念なことに電車だけでは九份まで行くことはできません。
電車で「瑞芳駅」まで行き、瑞芳駅からバスかタクシーで向かいます。
瑞芳駅からのバスは788、825、827、856、1062,965とたくさんあります。
夜に帰るのが大変
みんな夜のライトアップされるのを見て帰るので九份老街から台北駅方面に夜に帰るバスがすごく混んでいます。
台北までバスで帰るには、立ち乗りが不可で座席の数しか人が乗れないのですぐにバスが満員になります。私は月曜日に行きましたが、たくさんのバスを見送りました。
帰り方①
九份の写真スポットとして有名な阿妹茶樓の階段を下りた交番の向かいくらいに九份から台北へ帰るバス停があります。
ラッキーならそこからバスで帰ることができます。
ただこのバス停から乗ろうとすると、すでに満席でバスには「FULL」(満員)とバスの前後に出ていてバスが停まってくれず素通りされます。
台北へのバスは上から下って行くので、できれば少し上の方に登ったところにあるバスから乗った方が乗れる可能性が上がります。
帰り方②
とりあえずバスで瑞芳駅まで行きそこから電車かバスで帰るかという方法です。
瑞芳駅へは高速に乗らないので座席制限がないのと瑞芳駅へ行く路線が多いので、立たないといけない×混んでますがとりあえずは乗れます。
瑞芳駅まで行ってしまえば、帰る手段の選択肢が増えます。
瑞芳駅から電車で帰ることもできますし、瑞芳駅から台北へ向かうバスに乗ることもできます。
九份老街から来たバスだと満員状態のまま乗れずということもありますが、ラッキーなら瑞芳駅で誰か降りてその席に乗れることがあります。
また九份老街からではない瑞芳駅から台北に向かうバスなら乗れる可能性がぐっと上がります。
私は、九份老街からのバスが満員で何本もバス停を通過して行ったので諦めて、この方法で九份老街から台北に帰ってきました。
帰り方③
台北まで乗り合いタクシーで帰る方法です。
バスは上から下へ下ってくるので、阿妹茶樓を下った所にあるバス停からは満員でバスに乗れる可能性がぐっと下がります。
そこをビジネスチャンスと捉えて、バスに乗れずに絶望している観光客を狙っているタクシーがバス停の横辺りにたくさんいます。
タクシーの運転手がバス満員だよーとタクシーの勧誘に来ます。
タクシーは台北まで行ってくれるようですが、乗り合い式で一人何元という料金方式です。
(一人何元だったのかは忘れましたが、電車やバスより高かったです。)
そのため人をたくさん乗せた方が儲かるので、定員になるまで勧誘を続け、定員になってから出発します。
バス停で並んでいる人に向かって、タクシーの運転手が「あと3人乗ったら出発するよー」などと言いながら歩いています。
満員でバスに乗れずに絶望して、吸い込まれるようにタクシーの方に行く人もちらほらいますので、割とすぐに出発していました。
九份老街
九份老街でバスを降りて、少し上ると商店街部分にすぐたどり着きます。
前方に見えているセブンイレブンのすぐ隣が九份の商店街の入り口です。
商店街はかなり混んでいますが、たくさんのお土産屋さんや飲食店があり食べ歩きも楽しめます。
エリアが広くクネクネと曲がっているので、迷います。
上に登っていくと、辺りを見渡すこともでき景色がいいです。
できたての台湾名物パイナップルケーキも食べられます。
写真スポットは阿妹茶樓
写真スポットとして有名なのが阿妹茶樓です。
私が訪れたのは月曜日の夜でしたが、この周辺はかなり混雑していました。
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