コンテンツレビューの仕事って何?という方はこちらをご覧ください。
★マレーシアでの仕事コンテンツレビューアナリストとは??★
★マレーシア現地採用コンテンツレビュー。仕事の概要と動画の判定の仕方の具体例★
https://mymalaysialife.info/マレーシアで現地採用コンテンツレビュー%E3%80%82仕事
グロい映像にはどのくらいの頻度で出くわすのか
日本語の部署でコンテンツレビューの仕事をする場合、日本のコンテンツのほとんどが性的な動画やアニメなので、血が出てる感じのグロい系の動画に出会うことはほぼなかったです。
性的なものでグロい、エグいものはたくさんありました笑
ただ、私の所属していたSNSは母国語(日本語)の動画と英語の動画を判断しないといけなかったので、英語の動画にはエグいのがありました。
※これからご紹介する内容は私が所属していたSNSのもので、扱うSNSによって違いがあります。あくまでも私の所属していたSNSの日本語コンテンツの場合です。
※具体的にご紹介していきますので、表現が生々しく感じられるかもしれません。苦手な方やお食事中の方はご注意ください。
グロいのは耐えれるのか
モザイク機能があった
システムを使って動画を見て判断を下すのですが、そのシステムにはモザイク機能がついていて動画全体にモザイクをかけて動画を見て判断を下すことができました。
エグそうと思ったらモザイク(Blur)ボタンを押すと動画全体にモザイクがかかる仕組みでした。
このモザイクのシステムがあるとやりやすいと思います。
最初の研修ではグロいのを見せられる
現場に入る前に、集団での研修があったのですが、その研修中にはグロいのを見せられます。
研修中が一番エグい動画を見ると思います。
直視すると結構キツイ動画を研修中に再生しますので、適宜目を逸らして視界に入れないようにするのがいいかと思います。
銃を頭に突きつけて自殺をしようとする男性の動画で最終的にその男性は銃で頭を撃ち抜くもの、事故などで血だらけになって倒れている人、骨まで見えるくらい怪我をしている人、別の意味でグロいのはドリアンを食べて嘔吐などがありました。
現場に入ると日本語部署に配属されるので、見る動画はほとんどが日本の動画になりエロ動画ばかりを見ます。
私はグロいのに強くない
私は中学校の理科の人体系の授業でさえ苦手で、網膜とか血管とかそういう話をされると体調が悪くなります。
また手首に手を当てて脈拍を数えてみるとかが無理、予防接種はまだ大丈夫なのですが血を抜かれることを連想してしまう採血は採血後体調不良を起こす、11歳の時にインフルエンザにかかって以来20年間嘔吐したことがないくらいの嘔吐恐怖症、ついでに尖ったものは苦手な先端恐怖症とコンテンツレビューには不向きなタイプではあります。
グロいのに弱い人はとにかくエグい瞬間がくると思えば目を画面から逸らしてしのぐのが一番です。
グロいのが好きな人以外はガン見するとキツイと思います。
逃げるが勝ちです。
動画が消されるレベルのダメなもの
傷や出血のレベルが尋常じゃない
骨まで見えるほどの怪我やおびただしい量の出血をしている様子はアウトです。
暴力を肯定する
人が怪我をしている様子やひどい暴力を振るっている様子を讃えていたり喜んでいるかのような動画やひどい暴力シーンを寄せ集めて作った動画などです。
暴力や怪我をしていることを讃えているような言動はもちろんダメですが、その動画に暴力などを肯定するかのようなアップテンポなBGMをつけることもダメです。
未成年が絡む暴力
未成年同士の激しい暴力を伴うような喧嘩や大人が子供を虐待する動画などです。
実際に大人が赤ちゃんの首を絞めて泣かせる動画がありました。
動物虐待
動物も人間と基本は同じで、動物に対する暴力や大怪我をしている動物はアウトです。
ここでいう動物虐待とはこの飼い方は虐待だ、この動物にこんなものを食べさせるのは虐待だ、この飼育環境は虐待だなど主観的なものや知識を要するものは含まれず可となります。
ハムスターに蕎麦のようなものを食べさせている動画がありましたが、ハムスターに蕎麦は有害なのかは専門家でないと判断がつかないので可となります。犬にパンは?など考え出すとキリがないです。
狩猟系や害虫駆除系の動画で死にフォーカスしている
普通の狩猟目的や肉を食べるための屠殺は、動物が苦しんでいる様子にフォーカスしていないかつ傷ついて大量出血しているような映像がなければ可です。
またゴキブリを殺すなど害虫駆除は可です。
ただ狩猟や害虫駆除の映像で死んでいく過程に焦点を当てたような動画、殺すことを楽しんでいるような動画はアウトです。
死の瞬間
飛び降りなどです。ただニュース映像など報道目的の場合は可です。
年齢制限がかかるもの
多めに出血しているもの
ちょっとした傷では年齢制限にはかかりません。
また結構ひどい怪我だと思っても年齢制限レベルなことも多い印象でした。
グロい狩猟系
先ほど狩猟系の動画について少し述べましたが、狩猟自体はOKです。死の過程にフォーカスしていたり、死を楽しんでいたらアウトです。
その中間にくるのがリアルなやつです。
死に焦点を当てているような動画でなくても、ひどく傷ついた動物や大量出血した動物がドキュメンタリーのような場面で写っている場合です。
ドキュメンタリーで切り刻まれてお肉となって調理される系の動画は生々しい様子がなければOKで年齢制限もかからないのですが、生々しすぎると年齢制限がかかります。
OKなもの
ニュース番組、医学的なもの、教育的なもの、ドキュメンタリー番組はOKとなるパターンが多いです。
医学的なものだと結構生々しく映っているものも多いのですが、OKとなる可能性が高いです。
今回は暴力的な動画についての判断方法についてご紹介してきました。
次回はライブ動画(生配信)についてはどのように対応しているのかをご紹介します^ ^
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